
Cuturra Villasarchi Pacas
苗床の写真ですが、あまり良いのが見つからなかったのですみません。右がカツーラですね。
中米とかコロンビアでよく聞く名前の品種です。
ブルボンの自然突然変異で、ブラジルで発見された矮性種です。ブラジルでは、気候が合わなかったのかそんなに栽培はされていないようです。
矮性種とは、大きくならない品種です。枝別れが多く節の間隔が狭いため高収穫です。背が高くならないため収穫もしやすいということもあります。これくらいのことは知っていたのですが、矮性種で節の間隔も短いので、同じ面積ならたくさん植えられることもあり、生産性が高く20世紀後半のコーヒー産業の発展に寄与したみたいです。

これはティピカの画像です。身の塊が離れているのがわかります。

品種はカツーラかどうか自信ありませんが、こういうことだと思います。
今販売しているのは、コスタリカ・モンテコペイがカツーラです。
カツーラとよく似ているのは、エルサルバドルで発見されたパカスとコスタリカで発見されたビジャサルチです。どちらも矮性種です。これらの自然突然変異の矮性という特徴が、後の品種改良や自然交配につながっていくのは興味深いところです。
ビジャサルチは終売したコスタリカ・セロアルトがビジャサルチでした。パカスは来月販売予定のホンジュラスがパカスです。お楽しみに!